悪事を働く脳?
このところ悪事を働く脳について、感心することばかりである。
脳は、都合のいい理由を素早く見つけてくる。
たとえば、こうだ。
今日は友人と会う。彼はタバコを吸うこともある。ときたま、一緒に吸うのだ。
だから、今日は「タバコを買ってもいい」と自分に巧妙に迫ってくる。
そしてあっけなくこの誘惑に負ける。言い訳を用意しているのだ。
そして、寄り切られるのだ。
あきれる。自分に。自分の脳に。
「止めよう」と思っているときは、脳はコントロールして我慢している。
だから、数日我慢した後で、一服するとクラクラきて、
「脳けなげにも我慢していたのだ」と気づく。
それが緩むのだ。巧妙に。
覚醒剤で何度も捕まる人がいる。メカニズムはほとんど同じなのではないか?
そう思ったりする。
だから、今度止めるときには、もっとこの記事
を読んで肝に銘じなければいけない。
そう思ったりする。
行ったり来たりなのだ。断ち切れるか?