エストロゲンは単に性ホルモンというだけでなく、体を作り全体を調節する大切な働きをしています。
なかでも女性ホルモンのエストロゲンは、古代型ホルモンと呼ばれ10億年前の軟体動物の時代から存在していたといわれています。
すべての脊椎動物が、進化の過程でエストロゲンの働きで体をつくったり、体の働きを調整するために使ってきたのです。
脳や体のいろんな部分にエストロゲンの作用を仲介する受容体があるので、このホルモンが減少すると、体のあちこちで様々な症状が出てくるというわけなのです。
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