心筋梗塞と時計遺伝子
これは寝ている間に発汗すると体の水分が減少し、血液がドロドロになるからであり、そこにきて、朝になると血圧が上がるのでドロドロ血液は心臓や脳の血管に詰まって心筋梗塞や脳卒中になるのです。
また、心筋梗塞などは朝のほかに夕方にも多く発生します。
夕方に心筋梗塞が多発する理由は長い間解明されていませんでしたが、
ごく最近になって、6つある時計遺伝子のうちの2個がかかわっていることがわかってきました。
この2つの時計遺伝子は「Par1」と「Per2」で
・「Per2」が朝の心筋梗塞に関係していて、
・「Par1」は夜の心筋梗塞の原因であると考えられています。
このように、時計遺伝子の乱れがさまざまな病気につながっているのです。
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