シコアサイズって知ってますか?
「シコアサイズ」は2009年に、元横綱貴乃花親方が相撲の四股をベースに発表した体操です。
その名前は、四股と貴乃花親方が重視する心身のコア(英語のcore=核)をあわせた造語です。
先日、有名全国紙に紹介されていました。
どういうものかというと、
脚を広げて立ち、ゆっくり腰を落としいくのが基本の動作です。
下半身の筋肉が鍛えられ、へその下の「丹田」という部分に力を込めることで、腹筋や背筋を強化出来るのだといいます。
股関節を広げて動くことで、周辺のリンパ節が刺激され、新陳代謝の促進や肩コリや腰痛の解消も期待できるようです。
基本動作は次の通り。
1>足を肩幅より広めに開いて立ちます。両手は自然に前に垂らし、視線は正面にする。この時「丹田」に力を入れる。
2>息を吸いながら、4つ数えつつ腰を落としていき、そのまま少し止まる。
この際、曲げた膝がつま先より前に出ないようにする。また、膝が内側に入らないように気をつけます。
3>息を吐きながら、4つ数えつつ、膝を伸ばしていきます。足の裏全体で床を踏みしめ、体を押し広げるようなイメージで動く。
4>最初の姿勢に戻る。
この繰り返しで計4回、これを一日2回を目安に行います。
実際にやってみるとかなりきつい。ミシミシ来るような筋肉の緊張感がある。
・「丹田」に力を入れる、というのがちょっとわかりづらい。
・息を吐きながら腰を落とすのが最初ちょっと難しかった。
・足先はいわゆる外股に広めに開く。
というところなどがなかなかできないが、それでも4秒止めて起き上がるだけでかなりきているのがわかります。
慣れてきたら応用編があるようなのでそれにも挑戦してみては。