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TISOKU

ゆっくりカタツムリのように。そこから世界が広がるはず。

ハイヒールの正しい歩き方

靴のなかでも、トラブルが多いのがハイヒールです。


細くて高いヒールと、先の尖ったつま先。全体的に細身にできているハイヒールは、歩き方を著しく損ないます。
 
ハイヒールを履いて、かかとがら着地し、足の第1指で蹴るという正しい歩き方はなかなかできません。


ゴツゴツ歩く人が多いですか、これは、形を変えたぺ夕べ夕歩きです。

 

足の第1指で蹴って歩いていないので、足のバネが使われず、足のアーチが崩れやすくなります。

 

細いつま先のハイヒールでは、指が両側から圧迫されて足の第1指も第5指も内側に曲がりやすく、外反母趾や内反小趾になりやすくなります。

 

また、体重が指先に均等に乗らないので、浮き指の原因にもなります。

 

さらに、ヒールが高く、靴の形が前方に傾斜しているため、足全体が前にすべりやすくなります。


足が前にすべらないように指のつけ根で踏ん張っているうちに、疲労もたまっていき、開張足になったり、指が曲がってハンマートウになったりすることもあります。

 

かかと部分も高くて不安定なので、左右に重心がぶれやすくなり、全身のバランスを取るために足先に負担がかかります。


これも開張足の原因になります。


このようにハイヒールを履いていると、さまざまな足のトラブルが併発します。

 

足の不調を訴え病院に行くのは、50~70代の女性が大半です。


その人たちが20代、30代のころは、ハイヒールの全盛期でした。


少々痛かろうがきつかろうが、無理をして履いていた人が多かったと思われます。

 

当時は、今のように足によい靴を履くという発想がありませんでしたし、足の機能を考えた靴も存在しませんでした。


ですからしかたがないことですが、そのハイヒールの弊害のつけが、何十年もたった今、足のトラブルとして現れているのです。

 

とはいえ、ハイヒールさえ履かなければ、足にトラブルが起こらないということではありません。


ハイヒールを履かない子どもや男性にも、外反母趾や内反小趾、タコ、ウオノメといった足のトラブルはあるからです。
 
足のトラブルは、靴の問題だけでは解決できません。

 

まず悪い姿勢や歩き方が足の機能を低下させているのです。
そして、それを助長しているのか靴です。


ハイヒールを履いていても、足の正しい使い方が身についていれば、足を痛めることはそれほど起こらないのです。



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