侵略的外来種?
最近、侵略的外来種という言葉を耳にすることがあります。
これは、主に海外から人が持ち込んだり積み荷に付いていたりして入ってきた生物のうち、もともと地域にいる生物を食べたり生息地を争ったりして自然環境や人々の生活に悪影響を与えかねないものをいいます。
国が指定することになっているが、今月その候補のリストが発表された。
それによるとオーストラリア原産で噛まれると毒で筋肉が麻痺するセアカゴケグモや、農作物を食いあらすアライグマも入っています。
法律で輸入や飼育が制限されているけど日本に住み着いてしまったものもある。
今のところ424種で、すでに対策が必要になっているのは305種類だといいます。
・セアカゴケグモやアライグマのように、急いで取り除かなければならない「緊急対策外来種」
・中南米原産のグリーンイグアナなど、その次に対策が必要な「重点対策外来種」
・むやみに野外に放さないように呼びかける「総合対策外来種」
に分かれている。
来年2月に侵略的外来種を正式に指定する予定で、生息地の広がりを防ぐ方法を示した計画も作られる予定だ。
まとめてみると、
侵略的外来種:アライグマ、セアカゴケグモ、アメリカザリガニ、インドクジャクなど
重点対策外来種:ウシガエル、グリーンイクアナなど
総合対策外来種:グッピー、リスザルなど
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