希少糖の広がり
体のエネルギー源となる糖類は、生きていく上で不可欠な栄養素です。
希少糖とは、その名の通り一部の植物などからわずかな量しか採れない希少な糖、という意味で50種類ぐらいが確認されていて、よくガムなどで使われているキシリトールも希少糖の一種です。
希少糖の一種、「プシコース」は香川大学の研究によって、カロリーがゼロで、食事と一緒にとると食後の血糖の上昇を緩やかにしたり、内臓脂肪の蓄積を抑えたりする効果なども確認されています。低コストの製造法も開発されています。
このプシコースをはじめ、3種類以上の希少糖が入ったシロップ「レアシュガースウイート」(RSS)を兵庫県の会社が全国で発売した。
これをきっかけに、この甘味料を使いパッケージに「希少糖」と書かれた商品が続々と登場してきている。
コンビニ各社も競って希少糖入りの製品を販売しているが、ここへ来てコンビニ以外にも広がりが出てきた。
伊藤園は「希少糖ソーダ」を発売し、化粧品会社ノエビアはお湯に溶かして飲む希少糖入りの粉末コーヒー、「ヘルシーカフェ」を発売している。
カンロも「希少糖プラスグミうるおうグレープ」を販売している。これにはコラーゲンやヒアルロン酸も入っているようだ。
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