150歳まで寿命を延ばす?
細胞の寿命は本来決められている、というです。ヘイフリックの限界といいます。
「生体細胞に分裂能力を失う期限がある。それは細胞が50回ほど分裂したときにやってくる」というのです。
つまり、細胞には定められた寿命があることを表しているのですが、そ
の細胞にビタミンEを与えると、その寿命が延びるというのです。
ビタミンEが欠乏すると、各種の臓器の細胞が過酸化脂質によって傷つけられて、
リポフスチンといわれる褐色の沈殿物が細胞の内部に溜まってきます。
このリポフスチンは、過酸化脂質やタンパク質がくっつき合ったもので、老化するにしたがって増えていきます。
リポフスチンは、血管、心臓、肝臓、筋肉、ホルモンの分泌腺など、あらゆるところにできてきますが、ビタミンEはこれを防いでくれ、細胞は若さをたもつことができるのです。
「適切なビタミンEの補給と栄養のバランス、生活リズムを改善することで、150歳まで生きられるときがくるであろう」
こういったのは、アメリカ医学会会長であったポーツ博士です。
その後の研究はどうなっているのでしょうか?
ちょっと気になるところですね。
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