終活への思いの始まり
終活のことが今日の新聞に出ていた。
友人に会うとこの「終活」(人生の終わりの準備)の話になり、家の中の荷物の話題になる、という。
63歳の女性。ご主人は先立ち、一人きり、ということだ。
この記事から、ふっと出てきたものがある。
昔の人は死に支度をいそいそとしていたようなフシがある。
「桜の花の下で春に死なん」なんていって。
私もそれを意識したのだが、まだ早すぎる。間が開きすぎるといった感じは否めない。しかし、ちょっと身の回りをかたづけた。
学生時代から、捨てられなくて部屋にずっとあった書籍をひもで縛り「エイヤ、」気合いを入れないとできないのだった。
やってみて、何かすっきりしたような不思議な気分になったことを思い出します。
後ろ向きの作業なのだが、終わると前に向き直れるような気がしたのだ。