結石を溶かすウラジロガシ茶のこと
結石を溶かすカシの葉を薬用にという発想はどうも日本だけらしい。
1925年頃、徳島県に住む坂口久兵衛という人が、この地方でいう「シロカシ」の葉を煎じて飲んだら、持病の胆のう結石に驚くほど効果があったのだという。
1950年代に入って、ウラジロガシを本格的に研究のテーマとしたのが徳島大学医学部の梶本教授たちであった。
その後、20以上の医療研究機関による追試でもその医学的効能は認められ、ついに1970年代には、カシのエキスを使って「ウロカルン」 (結石溶解剤)という医療用医薬品を開発したのだった。
ウラジロガシ茶を試して1ヶ月、ムズムズして小水と一緒にカシャッと出た!」体内の石が出たのだった。
作り方というのが紹介されています。
裏山などにウラジロガシがあれば、枝ごと採取して、陰干しして、乾燥葉を細かくきれば出来上がり。
とありますが、とてもとてもそんな環境にない方はネットなどでお求めになってください。
科学的実証例
●結石溶解おろび結石形成の抑制効果を徳島大学の梶本教授が確認。
●「ウロカルン」(結石溶解剤)は尿路結石の治療に使われている。
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