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アルツハイマー病の原因遺伝子

アルツハイマー病の原因遺伝子とは。

 

アルツハイマー病の発症率は75歳から増加して、85歳以上の高齢者では15%にのぼります。


65歳未満で発症する若年発症型と65歳以上で発症する高齢発症型に大別されています。

さて、従来からアルツハイマー病の患者さんがいる家系内に多く発生することが知られ、原因として遺伝要因が指摘されていました。

 

とくに、家系内に多く発生する高齢発症型のアルツハイマー病は、アポリポタンパクE型が遺伝リスクとして明らかになっています。

 

アポリポタンパクEは細胞外でコレステロール輸送に関与し、遺伝子型は虚血性心疾患、高脂血症骨粗鬆症などのリスク因子でもあります。

 

老化や病気のかかりやすさを規定する寿命遺伝子と考えられています。

 

関連参照:遺伝子検査とその活用