三浦敬三さんの体操-4
4.鼻呼吸法
好きな香りで右脳を活性化
鼻呼吸というのは片方の鼻をふさぎ、片鼻のみで呼吸するという方法です。
これによって鼻腔と鼻の粘膜が刺激され、ととえば左の鼻で吸った場合は右脳、右だったら左脳に影響を与えます。
しかし、ただ、片鼻をつまんで息を吸うだけでは面白みがないので、自分の好きな匂いをビンにつめ、それを吸うようにします。
さらに、吸った空気を止めて潜水の「耳抜き」のような要領で内側から鼓膜を刺激しています。
これは難聴を防ぐという意味で考案したようです。
この好みの香りを入れたビンに気に入った香り---ラベンダー、ヒノキ、シナモン、柑橘類の香りなど自分の好きな香りを楽しんでいるようです。
ふだん、受けないような刺激を脳に与えるということは非常に大事だそうです。
たとえば、音を消してテレビを見たり、匂いだけでものを言い当てたり、そしてそれを集中して行なうことによって、ふだん受けない刺激が与えられ、脳がどんどん開発されていきます。
やり方:
1、右手で鼻の右穴をふさぎます。鼻の左穴に香水を近づけ、腹式呼吸で鼻から深く息を吸い込みます
2.鼻の両方の穴を手で押さえ、5秒ほど息を止めます。耳の方まで香りが行き渡るような感覚です。
3、手を離し、ゆっくりと息を吐き出します。
運動の効果として挙げているのは
1.右脳の活性化
2.ボケ防止
3.集中力とやる気が出る