あれも酵素、これも酵素
痩せる砂糖「プシコース」という未知の酵素が発見され注目されている。
テレビ「不思議発見」で放送されたので見た方もいるかと思います。
自然界にはほとんどないという希少糖の大量生産技術の開発に、香川大学農学部の何森(いずもり)健教授(微生物利用学)らのグループが成功したというものだ。
これはすごい発見で世界の学者から注目されている。
次々に明らかになる新酵素の働きの中で、最も注目されたのは、安価な果糖(D―フラクトース)を希少糖(D―プシコース)に変える能力だった。
何森教授は、この酵素でバイオリアクター(生物反応器)をつくり、改良を重ねてプシコースを安定生産することに成功した。
プシコースはそれまで米国の会社が、有機化学的手法で少量を生産していたが、1グラム5万円もする高価なものだった。
それが新しい酵素を使えば、簡単に作れる。その辺のスーパーで売っている百円の果糖が、2000万円の希少糖に変わる、というのだ。
また、
「涙の出ないタマネギ」にイグノーベル賞という記事がでていました。
ハウス食品などの研究グループが、イグノーベル化学賞を受賞したというニュースです。
涙を出させる酵素、というのが発見され、この酵素を持たないタマネギができれば、切っても目にしみないようになるはずだというのですです。
詳しいことはそれぞれネットで調べればわかります。
感じたことは「あれも酵素、これも酵素」だな、ということなのでした。
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