若い女性の8割に足の異常がある
足のトラブルは、「足病変」といいます。
耳にしたことがあるだろう外反母趾(足の第1指《親指》のつけ根の骨が外側に突き出た状態)や巻き爪(爪が横方向に巻いている状態)、夕コ、ウオノメ、水虫などが、その代表的なものです。
こうした足のトラブルの多くは、水虫などの感染症を除いて、従来、足に合わない靴が原因だといわれてきました。
しかし、原因は決してそれだけではありません。
むしろ、最近では歩き方や立ち方に問題があることのほうが多いと思われるのです。
最近の若い女性の立ち姿をよく見たことがありますか。
背中が丸まって、おなかが前に出て、何かに寄りかかるようにダランと立っています。
歩くときも、足をあまり上げず、ペタペタ歩いています。
このように立ち、歩いていたら、足は壊れていく一方です。
足には、体がバランスよく歩けるように、骨でできた山なり型のアーチが備わっています。
ところか、こうした悪い歩き方や立ち方をしていると、だんだんこのアーチが崩れて足が変形していきます。
その結果、起こるのが、開張足(足の横アーチが潰れて足の骨が広がった状態)や外反母趾といった足の変形です。
開張足や外反母趾があると、それを起点にさまざまな足のトラブルが起こってきます。
若い女性の足にどれくらい足病変があるか、女子大生を対象に調べた結果があります。
調べた足数は100足(50人)あまりでしたが、その75%に開張足や外反母趾、タコ、ウオノメ、巻き爪といった、なんらかのトラブルかありました。
なかには、トラブルが2つも3つも重なっている人までいたのです。
これは、若い人たちが自分の姿勢や歩き方が悪いことに気付いていないからだと思われます。
立っているときや歩いているときに足の指やアーチがきちんと使われていないと、足が変形したり、足の一部が圧迫されたりして、いろいろなトラブルが生じるのです。
足の筋肉や靭帯、骨は、加齢とともに衰えていきます。
若いうちから足の機能が衰えていては、年を取ったとき、どうなってしまうのだろう。
意外?万年筆が人気
最近、万年筆が見直されている、という。
高価な文房具の印象が強いか、最近はカジュアルで実用性を備えだ商品が充実し、気軽に楽しむ人が増えている。
万年筆は強い筆圧ではなくても書けるのが特徴で、インクの濃淡などで使う人の独特の筆跡となり、味わいのある表現ができる。
専門機関の推計では、2015年度の国内の市場規模は約40億円で2011年度との比較でも約10億円増えた、といいます。
低価格の商品や色とりどりのインクが普及を後押ししているのだといいます。
老舗の文具専門店「銀座・伊東屋」の万年筆売り場では、600万円と高価なものもあれば、5000円以下の品ぞろえも充実している。
売れ筋の一つがパイロットコーポレーション「カクノ」(税込み希望小売価格1080円)。
ペン先をステンレスに、部品を6点にして価格を抑えたもの。
持ち手の部分を握りやすくするなど、もともと子供向けに2013年に発売した。
ペン先の刻印に笑顔のマークを付け、インクを20色以上そろえたことから、若い世代にも支持が広がった。
セーラー万年筆は15年7月に「プロフィツトJr.透明感」(2160円)を発売した。
胴部分やキャップ、ペン先の裏側も透明で、外観を自分で選んだインクの色で演出できるもの。
プラチナ万年筆の「プレジール」(1080円)は、二重構造で気密性か高いキャップを採用し、インクが1年たっても乾かないという。
ドイツメーカーも人気だ。
ドイツでは万年筆の使い方を学ぶ子供向けに、低価格で親しみやすい商品が開発されている。
ラミー「サファリ」(4320円)は、握る際に人さし指と親指を置くくぼみがあり、胴部分は黄や赤など鮮やかな色も選べる。
ペリカンの「ペリカーノジュニア」(1728円)も、3本の指を置くくぽみがあり、左右の利き手用をそろえている。
人気?:
ちょっとエクササイズするだけで
パソコン画面を見たら、ちょっとエクササイズしよう、という話。
日常生活の中には、姿勢が悪くなりがちなシーンが数多くあります。
その中でも「画面を見るとき」の姿勢は代表的なものです。
ソファに座ってのんびりテレビを見る、2時間近くDVD観賞をする、パソコンで調ぺものをする、スマホでニユースを確認するなど、短時間画面を見ることが繰り返される場合と、長時間じっくり見入る場合とかあると思います。
画面を見るときの姿勢が悪くなると、姿勢を支えるために働く筋肉に負担が生じます。
短時間でも筋肉に負担がかかる姿勢が繰り返されると、筋肉か疲労します。
その疲労か解消されないと「コリ」となり、血行不良のもとになる恐れがあるのです。
画面を見ていると背中がだんだん丸くなってきたり、うつむき姿勢になりがちではありませんか?
実際、背筋をシャキッと伸ばしたまま、画面を見続けるのはかなり困難です。
ですから、短時間でも画面を見た後には、姿勢保持のために働いた筋肉の負担をリセットするエクササイズが有効です。
長時間画面を見る場合は、20~30分ごとに姿勢を変えたり、立ち上がったりするだけでも、一時的に負担が軽減されます。
●かんたんなエクササイズ例:顔とおへそは正面を向けてから
1.手を組んで斜め前方へ腕を上げる。
2.腕の角度を変えて、組んだ手を天井方向に。
●それぞれポーズをとったら、ゆっくり深呼吸を3回ずつ行いましょう。
●腕を上げる角度は、筋肉のコリ具合で個人差があるため、痛みが出るなど無理のないようにします。
参照:
ニンジンの話
1年中、目にするニンジンですが、実はいまごろの秋から冬にかけてが旬なのです。
一般に流通している西洋ニンジンは、産地を替えながら通年出荷されていますが、味や栄養面から見ても最もおいしいのか秋冬の時期です。
春先に出回る春ニンジンは柔らかく、みずみずしさが楽しめ、関西でお正月に欠かせない金時ニンジンは、11月から春ごろに出回ります。
ニンジンは英語でキャロット。
キャロットが「カロテン」の語源となるくらい、ニンジンにはβカロテンが豊富に含まれています。このβカロテンの含有量が最大になるのが冬といわれています。
βカロテンは必要に応じて体内でビタミンAに変化します。
ビタミンAは、皮膚、鼻、喉、ロ、胃腸の粘膜を正常に保つ働きがあります。
体の入りロの粘膜でウイルスをやっつけることができるので、結果として免疫力の向上につながります。
心掛けて取っておきたい栄養素の一つです。
また、抗酸化作用にも優れているので、動脈硬化、癌などが活性酸素が関係する疾病の予防にも役立ちます。
ニンジンのオレンジ色はカロテンなのです。
お勧めは炒め物など油を使った調理が、金時ニンジンの赤い色はリコピンといわれる色素が由来です。
リコピンはβカロテンとは違い、ビタミンAには変化しませんが、リコピンそのものにも抗酸化作用があります。
βカロテンは脂溶性なので、天ぷらやきんぴら、バター炒めなど、油を使った調理法がオススメです。
ニンジンには、ビタミンCを壊す「アスコルビナーゼ」という酵素が含まれています。
加熱調理したり、生で食べる場合はレモンや酢をかけると、アスコルビナーゼの働きを抑えることができます。
サラダにするときは酢の入ったドレッシングを使いましょう。
選ぶときのポイントは、色が鮮やかで、首の部分に青みや黒ずみがなく、上部までオレンジ色のものを選ぴましょう。
葉の切りロの軸が細いものが果肉が柔らかいといわれています。
保存は群れないように新聞紙などでくるみ、冷蔵庫で保管します。
冬なら室温でも、長期間保存できます。
ウォーキングのコツ
背筋を伸ばし、みぞおちからお腹のあたりを少し引っこませるようなっもりで歩きましょう。
かかとから着地し、つま先を踏みこみ、足の指で大地をつかむようなつもりで歩くのがコツです。
少しだけ左右と前後に歩幅を広げるつもりで、ラクに呼吸ができる程度の「やや速め」のスピードで歩くようにします。
余裕があれば、アンクルウェイトを装着して歩くと、脚力アップに効果的です。
さらに、ウォーキングの効果をたしかなものにするには、歩数だけでなく、フォームや呼吸の仕方、歩くスピード、靴の選び方も大切です。
また、最近では、「インターパルーウォーキング」や「ノルディツクーウォーキング」など、生活習慣病予防や健康効果が実証されている歩き方もあります。
ウォーキングのコツをつかみ、自分にあった方法で毎日続けていきましょう。
シイタケの話
シイタケには、エリタデニンという成分が含まれています。
血中のコレステロール量を低下させる作用かあるので、動脈硬化の予防が期待できます。
このエリタデニンは、キノコの中でもマッシュルームとシイタケにしかない成分で、
マッシュルームに含まれる量は微量なので、シイタケ特有の成分と言ってもいいかもしれません。
シイタケもほかのキノコ類と同様に、不溶性の食物繊維が豊富です。
水分を保持し、便のかさを増やして排便を促す作用のほか、発がん性物質など腸内の有害物質を体外へと排出させる働きがあります。
キノコの食物繊維に含まれているβグルカンは、免疫活性を高める効果があります。
特に、シイタケ独自の成分であるレンチナンは、リンパ球やナチュラルキラー細胞(NK細胞)などの活性を高める働きがあり、治療による免疫力低下を補うため、抗がん剤として他の抗がん剤とともに服用される場合が多いようです。
シイタケには、紫外線を浴びるとビタミンDに変わる、エルゴステロールという成分も豊富です。
30分~1時間程度でも天日に干すと、ビタミンDが倍増するといわれています。
ビタミンDはカルシウム吸収を促す働きがあるので、
カルシウムを豊富に含む食品と}緒に摂取すると良いでしょう。
骨を丈夫にし、骨粗しよう症を予防する効果のほか、イライラを抑える働きが期待できます。
干しシイタケを常備している家庭も多いと思います。
シイタケを乾燥させることで細胞壁が壊れ、栄養やうま昧が取り出しやすくなります。
うま昧たっぶりの戻し汁も料理に使えて一石二鳥です。
トレーニングをはじめる時の注意点
①空腹時と満腹時はトレーニングしない
空腹で筋トレをすると貧巾や立ちくらみを起こす可能性かあります。
集中力が下がって運動の質が落ちるのも問題です。
朝一番の空腹時なら、ヨーグルトやバナナなどを少しお腹に入れてから行うとよいでしょう。
そしてトレーニング接、きちんと朝食を摂りましょう。
筋トレの後の食事は、筋肉の中のたんぱく質の合成を高め、トレーニング効果を増強してくれるというメリットがあります。
満腹時も消化不良を招くので避けること。食後少なくとも30分は時間を置きましょう。
②体調に留意する
発熱している、気分が悪いなど、明らかに体調が悪いときは避けること。
お酒を飲んだ直後はもちろん、二日酔いでアルコールか残っているときも運動は禁止です。
③ウォーミングアップとストレッチを忘れずに
日頃の運励不足な人は体が温まるのに時間片がかかります。ですから始める前には
足踏みと、ストレッチをしましょう。
ストレッチは上乍身・体幹・下半身のそれぞれから1種類ずつ。
なお、エクササイズを一つ行った後、その部分の ストレッチをもう一度行うと、
その後の血液循環がよくなります。
④呼吸は止めずに行う
エクササイズ中は息をEめないよう気をつけましょう。
そして一番体にかかる負担が大きくなるときに息を吐くこと。
たとえば足を上げるエクササイズなら上げるときに吐き、下げるときに吸う。
スクワットならしゃがむときに吸い、体を起こすときに吐く。
左右別称の動きなら、左右それぞれに負荷をかけるときに吐きましょう。
⑤できることから行う
たくさんのエクササイズを紹介したのは、運動から長らく遠ざかっていた人が運動
になじむ「入り口」を多く用意するためです。
自分が少しでも「やりやすい」「これならできる」と感じたことから始めましょう。
そしてひとつの動きに慣れたら、また別の動きで体の反応を見ましょう。
それを繰り返すうち、「体を動かすこと」そのものの楽しさが見えてくるでしょう。
関連参照: